屍鬼第悼と弑魑話その四
こちらは国広律子です、同僚の永田清美から
「家で誰かに捕まっている」という電話を受けた律子は
愛犬を「たろ」を連れて夜の道を走ります。
清美の家に急ぐ途中で高砂松の引っ越しトラックとすれ違うのですが、
そのトラックにはさるぐつわを噛まされた清美の姿が。
清美が拉致されていったという衝撃で動けなくなった律子の背後に
迫る影、たろが律子に吠えて警告するのですが、
それも虚しく・・・。
連絡を受けて車を走らせた敏夫が駆けつけた時、
律子は虚ろな目をして道端に座り込んでいました。
悲しげに鳴いてまとわりつくたろの姿が悲しい・・・。
助手席に座らせた律子に入院を勧める敏夫ですが、
律子は「嫌です、病院も辞めます、放っといて下さい」と拒絶。
屍鬼にそう言わされていながら、大粒の涙を流す律子、
暗示の影に残る律子の自我が悲鳴を上げているのでしょう。
後何人犠牲になると苦悩していた敏夫には
過酷すぎる犠牲者が出てしまいました。
歯をむき出して唸る敏夫の憤怒が恐ろしいです。
ここで清美の拉致が出てきた事で、
今まで引っ越ししたと思われている人々の中には
こうやって拉致されて屍鬼の餌にされた人も
いたんだろうなと推測出来ます。酷い話ですよね、まったく。
医院に戻った敏夫を待っていたのは、
挑発的な衣装の桐敷千鶴。(この服、どうやって着ているんだろ)
律子の事もあり怒っていた敏夫は杭を振りかざして
千鶴に襲いかかりますが、その杭は銃声と共に砕け散りました。
外で待機している桐敷正志郎が撃ち砕いたのです。
銃をおろして「妻の浮気を手伝うとは」と涙を光らせている姿は何となく間抜け。
千鶴から静信が兼正を訪ねたと聞き、屍鬼の側に下るとは、
「静信らしい決断だ」と返します。
敏夫にはいずれ静信はそういう選択をするだろうと
予想できていたのかも知れません。
自らの死を招くであろう親友の決断を静かに認めていました。
敏夫は、吸血する気満々で迫る千鶴に「まだ死にたくない、
俺は村が滅びる所が見たい、この夏以来何人死んだ、なのに村人は
変だ変だと言いながら誰かが答えを出すのを待っているだけ、
それなのに俺が出した答えは簡単に捨てた、もううんざりだ」と
(千鶴、敏夫を触りすぎだぞ)命乞いともとれる発言をします。
自分の頭で考えない、自分に都合の良い現実しか
認めようとしない愚か者にはつきあいきれん、
もう村人には愛想が尽きたと吐き捨てる敏夫の首筋に
「あなた面白いわ、私好きになった男はすぐに頂く事にしているの」と
牙をたてる千鶴、とうとう敏夫までもが吸血されてしまいました。
屍鬼には絶対に従う事と暗示をかけられてしまった敏夫は
千鶴に言われるままにカルテを焼き捨ててしまいます。
ピンクのスニーカーで走っていた夏野は辰巳に見張られていたし、
もう人間側どん詰まりです、来る所まで来たという感じになってます。
「家で誰かに捕まっている」という電話を受けた律子は
愛犬を「たろ」を連れて夜の道を走ります。
清美の家に急ぐ途中で高砂松の引っ越しトラックとすれ違うのですが、
そのトラックにはさるぐつわを噛まされた清美の姿が。
清美が拉致されていったという衝撃で動けなくなった律子の背後に
迫る影、たろが律子に吠えて警告するのですが、
それも虚しく・・・。
連絡を受けて車を走らせた敏夫が駆けつけた時、
律子は虚ろな目をして道端に座り込んでいました。
悲しげに鳴いてまとわりつくたろの姿が悲しい・・・。
助手席に座らせた律子に入院を勧める敏夫ですが、
律子は「嫌です、病院も辞めます、放っといて下さい」と拒絶。
屍鬼にそう言わされていながら、大粒の涙を流す律子、
暗示の影に残る律子の自我が悲鳴を上げているのでしょう。
後何人犠牲になると苦悩していた敏夫には
過酷すぎる犠牲者が出てしまいました。
歯をむき出して唸る敏夫の憤怒が恐ろしいです。
ここで清美の拉致が出てきた事で、
今まで引っ越ししたと思われている人々の中には
こうやって拉致されて屍鬼の餌にされた人も
いたんだろうなと推測出来ます。酷い話ですよね、まったく。
医院に戻った敏夫を待っていたのは、
挑発的な衣装の桐敷千鶴。(この服、どうやって着ているんだろ)
律子の事もあり怒っていた敏夫は杭を振りかざして
千鶴に襲いかかりますが、その杭は銃声と共に砕け散りました。
外で待機している桐敷正志郎が撃ち砕いたのです。
銃をおろして「妻の浮気を手伝うとは」と涙を光らせている姿は何となく間抜け。
千鶴から静信が兼正を訪ねたと聞き、屍鬼の側に下るとは、
「静信らしい決断だ」と返します。
敏夫にはいずれ静信はそういう選択をするだろうと
予想できていたのかも知れません。
自らの死を招くであろう親友の決断を静かに認めていました。
敏夫は、吸血する気満々で迫る千鶴に「まだ死にたくない、
俺は村が滅びる所が見たい、この夏以来何人死んだ、なのに村人は
変だ変だと言いながら誰かが答えを出すのを待っているだけ、
それなのに俺が出した答えは簡単に捨てた、もううんざりだ」と
(千鶴、敏夫を触りすぎだぞ)命乞いともとれる発言をします。
自分の頭で考えない、自分に都合の良い現実しか
認めようとしない愚か者にはつきあいきれん、
もう村人には愛想が尽きたと吐き捨てる敏夫の首筋に
「あなた面白いわ、私好きになった男はすぐに頂く事にしているの」と
牙をたてる千鶴、とうとう敏夫までもが吸血されてしまいました。
屍鬼には絶対に従う事と暗示をかけられてしまった敏夫は
千鶴に言われるままにカルテを焼き捨ててしまいます。
ピンクのスニーカーで走っていた夏野は辰巳に見張られていたし、
もう人間側どん詰まりです、来る所まで来たという感じになってます。
屍鬼 |
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